iPhone11Proのカメラが良くなったことで話題だけど動画撮影ならGoProHERO8とどっちがおすすめ?
ちょっと前ならば手ブレ補正機能、どこにでもつけられるコンパクトさから
動きのある映像を撮るならGoProが断然有利だと思っていました。
「しかしiPhone11はカメラが凄く良くなったらしいので
動画撮影まで対応できるならiPhone11で全部済ませたい」
そう考えても、なにも不思議ではありません。
そこで今回、iPhone11Pro VS GoProHERO8ということで記事を書いて行きたいと思います。
今回の記事はこんな人におすすめです
・iPhone11とGoProのカメラ性能の違いがわからない ・iPhone11を買ったけど、動画撮影ならGoProの方が良いの? ・iPhoneでお金を使ったので、できればiPhone11だけで済ませたい |
GoProとの比較以外に、一眼レフカメラ、ミラー一眼レフと比べたらどっちがいいの?という疑問も湧いてきますし、「GoProもどき」ともいえる低価格の中華系アクションカメラと比べたらどう?という点も気になりますが
超複雑な記事になってしまうので、今回はシンプルにiPhone11とGoPro8だけで比較してみたいと思います。申し訳ないです。
目次
・iPhone11Pro、GoProHERO8性能比較 ・iPhone11Pro、GoProHERO8用途別おすすめの使い方 ・iPhone11なら定点動画、写真撮影どっちも強い ・GoProHERO8なら動きがある動画撮影におすすめ |
iPhone11Pro、GoProHERO8性能比較
以前にこちらの記事でiPhone11、Pro、ProMAXの性能比較について触れましたが、その表について再度掲載しておきましょう。
iPhone11 iPhone11PRo iPhone11ProMAX 本体 アルミニウム ステンレススチールステンレススチール 画面サイズ 6.1インチ 5.8インチ 6.5インチ 液晶素材 ガラス テクスチャードマッドガラス 液晶 液晶 有機EL 解像度 1792×828 2436×1125 2688×1242 コントラスト比 1400:1 2000000:1 カメラ デュアル12MP
(超広角/広角)
※2倍の光学ズームアウト、5倍のデジタルズーム
トリプル12MP
(超広角/広角/望遠)
※2倍の光学ズームアウト、ズームイン、10倍のデジタルズーム
バッテリー ビデオ再生
17時間
オーディオ再生
65時間
ビデオ再生
18時間
オーディオ再生
65時間
ビデオ再生
20時間
オーディオ再生
80時間
カラーバリエーション ホワイト、ブラック、グリーン、パープル、レッド ミッドナイトグリーン、シルバー、スペースグレイ、ゴールド ストレージ容量 64G/128G/256G 64G/256G/512G 赤い文字が明らかにスペックとして優れている部分
青い文字は、個人の価値観によって優劣が分かれそうな部分です。
これだけ見ると、iPhone11Pro、ProMAXの方がスマホとしてのスペックも上で
気になるカメラ部分はPro、ProMAXの方が
超広角カメラ、トリプル12MPということで高性能だという事がわかります。
というわけで、GoProHERO8との比較相手はiPhone11Proにしましょう
iPhone11Pro VS GoProHERO8比較
ここからiPhone11ProとGoProHERO8について直接比較してみたいと思います。
特に気になる部分は赤文字にしておきました。
iPhone11Pro | GoProHERO8 | |
夜景撮影 | ナイトモードあり | ナイトプラスモードあり |
レンズ | 超広角/広角/望遠 | Max Super View/広角/リニア/挟角 |
解像度 | 1200万画素 | 1200万画素 |
RAW対応 | 不可 | 可 |
動画 | 4K、60フレーム | 4K、最大120フレーム |
水中撮影 | 可(4mまで) | 可(10mまで) |
手ブレ機能 | あり | あり |
通信 | 4G/WiFi/ブルートゥース | WiFi/ブルートゥース |
重さ | 188g | 126g |
レンズ
GoProHERO8はカメラ機能に特化した商品ですから、レンズはiPhone11Proの上をいく超広角から狭角までカバーしています。iPhone11proのような望遠機能はありませんが2倍の望遠ズーム機能ということなので、それほどiPhone11proにアドバンテージがあるわけではありません。
RAW対応
RAW形式というと、デジタル一眼レフカメラとかやっていないと、馴染みがない言葉ですが、簡単の説明すると
・光の三原色のデータがそのまま記録した非圧縮の画像データ
・RAWデータからJPEGデータは作成される
・撮影した後に写真を加工していくならRAW形式がおすすめ、そのまま使うならJPEGデータで問題なし
という感じ。
撮影した写真をフォトショップで加工したいならGoProHERO8になりますが、そこまでやるならデジタル一眼レフカメラを検討した方が早いですね
動画
iPhone11proか、それともGoProHERO8か判断が分かれるのは動画になります。
結論を先にお伝えするとこんな感じです。
iPhone11pro | GoProHERO7 | GoProHERO8 | |
画質 | ◯ | △ | ◯ |
手ブレ | △ | △ | ◯ |
マイク | ◯ | × | ◯ |
iPhone11proの手ブレ機能は、GoProHERO7程度まで進化しました。
画質はiPhone11proは明るくGoProHERO7を超えた印象です
一方で、GoProHERO7と8で比較すると、8の手ブレ機能が圧倒的に進化していたり、GoProHERO8になって、スマホと同じレベルまでマイクの性能が上がった感じです。
【参考】
こちらの動画ならiPhone11proとGoProHERO7で比較がされています
こちらの動画ならGoProHERO7と8の比較がされていあす
水中撮影
iPhone11proでも最大4mまでの水中撮影は可能ですが、精密機械ですから多くの人がiPhone11をプールや海の中で使おうと思わないでしょう。
一方で、GoProはそのような用途のために開発された特化型カメラで、標準状態で最大10メートルまで水中撮影ができますので、水中撮影についてはGoProに軍配があがります
重さ
iPhone11proが188g、GoProHERO8が126gと、数字だけ見るとそんなに重さは変わらない印象がありますが、マウントに取り付けて動きのある動画を撮ろうとすると、GoProHERO8の軽さは大きなアドバンテージになります。
iPhone11Pro、GoProHERO8用途別おすすめの使い方
というわけで、ここまでiPhone11proとGoProHERO8を比較してきましたが、
簡単にまとめると
・iPhone11なら定点動画、写真撮影のどちらも強い
・GoProHERO8は動きがある動画に強い
ということになります。
そこで、それぞれの強みを生かした使い方についてご紹介しましょう
iPhone11なら定点動画、写真撮影どっちも強い
iPhoneだけで撮影された映画も続々と登場していますし
youtuberの多くはiPhoneを使って動画を撮っていたりするので
定点撮影の撮影ならiPhone11proで十分すぎます。
スマホホルダーと三脚とライトニングケーブルのマイクがあれば
すぐに撮影ができて、しかもiPhoneならMACに直接データを取り込んで
macに標準搭載されているiMovieで編集ができるので、すぐに動画が楽しめます。
GoProHERO8なら動きがある動画撮影におすすめ
実勢価格5万円
一方でGoProは動きがある動画撮影に抜群の効果を発揮してくれます
5万円程度のカメラで、ここまでの動画が撮れるのはGoProならではだと思います。
GoProHERO8では課題だったマイクの性能が解消されていますので
これだけでテレビに耐えられるくらいの動画が撮れます。
まとめ
動画に強いGoPro
定点動画や写真に強いiPhone11pro
といった感じで今回まとめてみましたが、いずれにしてもカメラとしての性能は過去最高レベルまで高まってきた結果、素人でもプロ並みの映像や写真が撮れる環境が手に入れられるようになりました。
あとは、みなさんの行動とアイディア次第!
ぜひ、iPhone11、GoProHERO8を使って写真、動画撮影を楽しんでください!
(文:Tokyo Game Stationクロトロ)
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