ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータがおすすめの理由
1983年に発売されたファミコンがコンパクトになって、マリオ、ゼルダなど名作ゲーム30作品を収録した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が2016年11月10日に発売されました。
品薄状態が続いていますが、5980円という価格設定がいかにお得なのか、おすすめ理由についてもまとめてみました。
これを機に、是非ファミコンクラシックミニ2、スーパーファミコンミニの登場にも期待したいですね。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(発売日:2016年11月10日)
まずはファミコンクラシックミニこと「ニンテンドークラシックミニファミリーコンピューター」の基本スペックについておさらいしておきましょう。
・オリジナルのファミコンを約60%コンパクト化
約229gという超軽量化を実現しています。iPhone7Plusが192gという事ですのでかなり省スペース、コンパクトのゲーム機といえるでしょう。本体サイズは高さ 50.45mm × 幅108.12mm × 奥行き142.47mmという事なので、大人の手のひらに収まるくらいのサイズ感になっています。
・ゲーム画面出力はHDMI出力(HDMIケーブル付き)
映像出力は720p、480p 、音声出力はHDMI端子からのリニアPCM2CH出力となっており、クリアな映像と音声でファミコンが楽しめます。
・電源供給はUSBケーブル
スマホなどの充電USBアダプターでも対応できるようです。同時発売でUSB接続タイプのニンテンドークラシックミニファミリーコンピューター専用電源アダプターも発売予定です。こちらもレア物になりそうなので、ファンはコレクターアイテムとしても欲しくなってしまいそうではありますが・・・。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 専用ACアダプター
・コントローラー2個付き
オリジナルのファミコンを小さくしただけなので、コントローラもそのまま使えます。この再現度で税別5980円というのは、かなりのお買い得感ありますね!
【注目】ファミコンクラシックミニには便利な機能が満載
どこでもセーブができる「中断ポイントリスト」を作成可能
ゲームプレイ中にセーブしたい場所がでてきたら、オリジナルのファミコンでは「リセットボタン」だった場所を押すだけでセーブする事ができるという超便利な機能が付いています。
中断ポイントリストと呼ばれる、いわゆるセーブの管理もできるので大変便利。初期のファミコンゲームの多くはセーブする事ができなかったため、途中で諦めていたオールドゲームファンも、これなら再びチャレンジできるかも!
3つの画面サイズに切り替え可能
ファミコンクラシックミニはファミコン時代のゲーム画面を忠実に再現すべく、様々な映像サイズの出力に対応しています。これはファンとしては嬉しすぎる機能ですね。
4:3のテレビに最適化したサイズ。
4:3よりも若干だけ両サイドの黒い帯が広くなった縦長のアナログテレビの画面サイズに合わせたモード
昔の縦長なアーケードゲームチックな印象の「ピクセルパーフェクト」というモード。ちなみに「ピクセルパーフェクト」とはゲーム画面の1ピクセルが、 ディスプレイの1ピクセルに一致している状態の事を指すのですが、縦長の画面もいま見るとなかなか新鮮ですよね。
収録タイトルは30本!昔のファミコンカセットは使えません
ファミコンクラシックミニに収録されているファミコンソフトは次の通り。1983年のファミコン初期から1993年の後期まで人気&名作ゲームを幅広く収録しているのが素晴らしいと思います。
また任天堂タイトルだけでなく、コナミやカプコン、ナムコなどサードパーティのゲームも収録されているのは、ファミコンに対する愛を感じますね。
ちなみに昔のファミコンカセットは使えず、あくまでも本体に内蔵されている30本のゲームを楽しむためのゲーム機になりますのでお間違えなく!もちろんダウンロードしてソフトを追加したりする事もできません。
収録タイトル30本ラインナップ
3DSやWiiUにダウンロード購入できるバーチャルコンソール(ニンテンドーいーショップ)では約500円程度で販売されているタイトルが30本も収録されているという事で単純計算で普通にダウンロード購入すると約15,000円相当のゲームが税別5,980円の ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータに内蔵されているというわけですから、超お得すぎる!としは言いようがありません。
1983年、1984年発売
ドンキーコング、マリオブラザーズ、パックマン、エキサイトバイク
1985年発売
バルーンファイト、アイスクライマー、ギャラガ、イー・アル・カンフー、スーパーマリオブラザーズ
1986年発売
ゼルダの伝説、アトランチスの謎、グラディウス、魔界村、ソロモンの鍵
1986年、1987年発売
メトロイド、悪魔城ドラキュラ、リンクの冒険、つっぱり大相撲
1988年、1989年発売
スーパーマリオブラザーズ3、忍者龍剣伝、ロックマン2 Dr.ワイリーの謎、ダウンタウン熱血物語、ダブルドラゴンⅡ The Revenge
1990年発売
スーパー魂斗羅、ファイナルファンタジーIII、ドクターマリオ、ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会
1991年、1992年、1993年発売
マリオオープンゴルフ、スーパーマリオUSA、星のカービィ 夢の泉の物語
個人的にはチャレンジャー、迷宮組曲、スターフォースなど、ファミコン時代に大人気ゲームメーカーだったハドソンの作品も収録して欲しかったというのはあります。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの予約をおすすめする理由
ファミコンをそのまま小さくしただけで、コントローラーや箱もオリジナルを忠実に再現し商品ゆえに、材料となる部材の生産、手配は普通のゲーム機を生産するのと変わらないくらい手間と時間がかかると推測されます。
よって初回生産出荷分が完売した場合、再生産されてお店に並ぶにはある程度の時間が必要と予想されますので、2016年11月10日発売の初回分を買い逃してしまうと、次回は年明け以降になってしまう可能性も想定されますので、この手の商品はとにかく早期予約がおすすめというわけです。
ファミコンクラシックミニにおすすめのディスクシステム風ボックス
すでにファミコンクラシックミニを購入した人におすすめしたいのが、ファミコン用ディスクシステム風のレトロなデザインが目を惹く小物収納ボックスです。
ファミコンクラシックミニの下に、こちらの収納ボックスを置けばレトロなディスプレイが楽しめるのでおすすめです。
ファミコンクラシックミニが収納できるボックス発売
ファミコンクラシックミニをキレイに収納できる収納箱が発売決定!
クラシックな懐かしさを感じさせるデザインがかなりキテますね。ACアダプタ、USBケーブル、HDMIケーブルを収納できそう。持ち運びに便利なハンドルがついているのも、レトロ感満載でファミコンクラシックミニといっしょに揃えたくなってしまいます。
かつてのライバルSEGAは12年前に「メガドライブ プレイTV」を発売
かつてゲーム機メーカーとして任天堂と市場シェア争いをしたセガは、いまから遡ること12年前の2004年に、かつてファミコン、スーパーファミコンと戦ったメガドライブのゲームをコンパクト化したメガドライブ型本体に内蔵した「メガドライブ プレイTV」というテレビに繋いで遊ぶゲーム機を発売していました。
今回の ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータと同じコンセプトの商品をセガは12年前に出していたという事になります。
メガドライブプレイTVに収録されたゲームソフトは6本程度でしたので、今回のファミコンクラシックミニの30本と比べるとかなり少ない印象はありますが、ソニックなど人気ゲームも収録されていたという事と、なんといっても2004年に発売された商品ですので、この時代にこのコンセプトの商品を実現したという点は凄いとしか言いようがないですね。
まとめ:スーパーファミコンミニは発売されるの?
Newニンテンドー3DS LL スーパーファミコン エディション
ゲーム好きとしては気になる事。
あまりにも安易な発想ではありますが、それはファミコンクラシックミニに続き、スーパーファミコンミニは発売されるのか?ということ。
ファミコンにも数々の名作ゲームがあるので、ファミコンクラシックミニ2も期待したいところですが、スーファミにも名作タイトルが目白押し!是非とも今年の年末あたりに商品化を期待したいですね!