【考察】PS5値上げの理由とは?買えないのに値上げってどうなの?
2022年9月15日よりPS5本体の価格が値上げされることが発表されています。
しかし、PS5といえば、いまだに新品で購入が不可能であり
買いたくても買えない人がたくさんいる状態と言えます。
買えないのに本体がなぜ値上げされるのか?
その理由について考察してみたいと思います。
PlayStation 5 (CFI-1100A01)(amazon)
PS5本体は5000円の値上げ
今回の値上げは通常版、デジタル版ともに5000円ずつの値上げになります。
値上げ後の価格は次の通りです。
通常版(ディスクあり) 5万4978円→6万478円
デジタル版(ディスク無し) 4万3978円→4万9478円
家庭用ゲーム機といえば発売から月日が経過することで生産効率が上がり値下げされることが、これまでの家庭用ゲームの歴史では当たり前のことでした。
しかしPS5は2020年11月12日に発売されてから2年が経過しようとしていますが、むしろ値上げされることになってしまい、これまでの常識に対して逆行する形になったわけです。
PS5値上げの理由
ソニーの発表を見ると
値上げの理由は部品の価格高騰など経済状況の悪化が原因であり、日本だけでなく世界各国で値上げとなっています。
これは新車が1年待ちで買えないように、あらゆるものが手に入らなくなっているのと原因は同じなのです。
しかし、私はそれ以外にも理由があると思います。
その昔、任天堂、ソニー、セガといったゲーム会社3社によるハードウェア競争が発生していた時は、むしろ本体の利益がゼロでもハードを売らなければ生き残れない状況がありました。
しかし現在、PS5のライバルはXboxだけであり
ニンテンドースイッチは直接的なライバルにならなポジションにいます。
もしゲーム会社3社で競争しているならば、値上げとか、品薄とか、そういった事はハードウェア競争に負けることを意味するため、家庭用ゲームにおける市場環境の変化もPS5のへ上げには影響していると推測されます。(あくまでも推測ですが)
PS5の品薄は解消されるのか?PS5本体品薄でどうなる?
発売から2年経過してもPS5本体が買えない
どうしても買いたいなら転売ヤーから買うしかない状態になっているのは事実です。
これに対してソニーも相当気を使っていると思われソニーの発表を見ると、PS5の供給不足について改善する旨のコメントも見られます。
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気になるのは、PS5の国内出荷台数が少ないことによって、国内向けのゲームソフト開発にも大きく影響が出ると思われます。
いや、既に影響は出ていると思われるのですが、現時点でも品薄が解消されない状況では1年後、2年後を見据えたゲームソフト開発ができない、というのがゲームソフト会社の本音かもしれません。
ハードが売れると良作ゲームも登場しやすく、両者は比例する関係にあります。
PS5本体の品薄が解消されて1年、2年後から良作ゲームが登場していくことを考えれば、当分の間は、ゲームソフトのタイトル不足も懸念されます。
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