初代ポケモン付!ニンテンドー2DS発売決定
2016年2月27日に初代ポケモン付き任天堂の新ハード「ニンテンドー2DS」の発売が決定しました。価格は税別で9,980円とNew3DSLLの約半額の設定!2DSの仕様詳細や、おすすめポイント、現行機種との比較、違いについて徹底分析してご紹介したいと思います。
ニンテンドー2DSと3DS徹底比較!機能の違いは?
ニンテンドー2DSと3DS本体の違いについて、簡単にまとめてみました。
ニンテンドー2DSは
・液晶の大きさは初代ニンテンドー3DSと同じ。new3DSよりは小さい
・本体だけではamiibo対応ソフトをプレイ不可(別売NFCリーダー/ライター必要)
・3DS、DS、DSiのソフトをプレイ可
・3D立体視機能なし
・本体はモノラルスピーカー(ヘッドフォン接続端子経由ならばステレオ再生)
・折りたたみ不可
・圧倒的に値段が安い
Newニンテンドー3DS 16,000円(税別)
Newニンテンドー3DS LL 18,800円(税別)
ニンテンドー2DS 9,980円(税別)→new3DSLLの約半額!?
・本体データの引っ越しに制限あり
ニンテンドー3DS/3DSLL→2DS OK
newニンテンドー3DS/new3DSLL→2DS 不可
以上から2DSのポジションは
旧3DS以上、new3DS以下といったところでしょうか。
ニンテンドー2DSの各機能をチェック
出典:任天堂
基盤が見えるスケルトンボディは今のゲーム機では珍しいですよね。以前はゲーム本体バリエーションとして発売されたきたスケルトンボディですが、最近はまったく見なくなってしまいました。
2000年代初頭にはバンダイから発売されていたワンダースワンや、初代ゲームボーイアドバンスもスケルトンカラーでしたから、ゲーム本体のカラーバリエーションとしては以前は人気があったと思われます。
写真を見る限りでは、従来の折りたたみ式3DSに比べて、コントローラを持った際にホールド感があって、操作しやすそうな印象はありますね。
海外では2013年に既に発売済でTVCMも制作されています。
いまから購入するならニンテンドー2Dと3DSどっちがおすすめ?
3DS発売当初はセールスポイントのひとつだった3D立体視機能も実際のところ使っている人は多くないと思われます。よって2DSで立体視機能が削除された事によるデメリットはあまり感じられないと思いますがいかがでしょうか?
細かい情報は公式サイトにお任せするとして、2DS、3DSについてざっくり比較をしてみました。よろしければ参考にしてみてくださいね。
①画面サイズ:new3DSLL>new3DS>2DS →new3DSLLの勝ち
②重量:new3DS>2DS>new3DSLL →new3DSの勝ち
③バッテリー持続時間:new3DSLL>new3DS>2DS →new3DSLLの勝ち
④本体の持ちやすさ:2DS>new3DSLL>new3DS →ホールド感で2DSの勝ち?
⑤持ち運びやすさ:new3DS>new3DSLL>2DS →new3DSの勝ち
⑥目立ち度:2DS>new3DSLL>new3DS →マイナー感で2DSの勝ち?
⑦価格:2DS>new3DS>new3DSLL →2DSの勝ち
ちなみに各項目で1位3pt、2位2pt、3位1ptでポイントをつけてみると、な、なんと3機種とも同点になってしまいました・・・・故意に得点操作したわけではないので、記事を書いている当人が驚いてしまいましたがw
new3DSLL→14pt
new3DS→14pt
2DS→14pt
というわけで、3機種ともにプラスマイナス点が混在しており、特定の人にとっては2DSがベストな選択になったりするという、よく考え抜かれたバランスの取れた商品ラインナップとなっていると言えるかもしれませんね。
ニンテンドー2Dはこんな人におすすめ!
実際にニンテンドー2DSはどのような人が購入するのでしょうか?
考えられる購入者イメージとしては大きく2種類に分類できそうな気がします。
①3DSのターゲット層となる小学生の子供が複数いる家庭
3DSLLよりも大幅に値下げとなった2DSは、お父さん、お母さんにとっては嬉しいニュースですね。複数の小学生がいる家庭ならば、大幅に初期投資を抑える事ができます。
また、今回、おもちゃっぽいチープな外観になった事でゲーム機としてではなく、電子玩具として子供に買ってあげるための心理的ハードルを下げる効果が期待できるかもしれません。
既に3DSは一定の普及台数に到達し、さらなる拡大を目指す上で、低年齢層への再訴求、ゲーム機未満の価格帯による訴求に対して、今回のニンテンドー2DSは一定の役割を果たす可能性はありそうです。
②スケルトンボディにときめく30・40代オーバーのオールドゲームユーザー
洗練された3DSLLよりも、ゲームボーイの匂いがする2DSに心惹かれるオールドゲームユーザーは一定数存在すると思われます。
既に家庭用ゲームを卒業して、スマホに移行してしまった大人たち(オールドゲームユーザー)を、もう一度呼び戻す役割も多少ながら期待できるかもしれませんね。
初代ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ限定パック登場
出典:任天堂
ニンテンドー2DS発売にあたって、カラーバリエーションの本体と、過去に発売されたゲームボーイソフト「ポケットモンスター」のゲームがプリインストールされた「ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ限定パック」の発売も発表されました。
ゲームボーイで発売された初代ポケットモンスターをプリインストールして限定パッケージを発売するところなどは、まさしくオールドゲームユーザーの復帰施策の一環と考えて良いと思います。
ポケットモンスター緑、赤が発売されたのは1996年。当時の小学生も、いまでは30歳オーバーの社会人であり、子供がいてもおかしく無い年齢ですから、このあたり綿密な戦略があっての「初代ポケットモンスタープリンストールパック」の発売だと推測できますね。
ニンテンドー2DS 『ポケットモンスター ピカチュウ』限定パック
↓現在発売中のnew3DS/LLについてもチェック