年末商戦といえばクリスマス、ボーナスなど
1年を通じて最も商品が売れる商戦期です。
そんな商戦期に合わせて十分な量のゲーム機が店頭に並ぶわけですが
いまだにPS5本体が店頭で購入する事ができません。
なぜ、PS5本体が買えないのか?その理由について、まず考察していきましょう。
なぜPS5本体が買えないのか?
PS5本体が買えない理由としては様々なものが考えられますが、今回はその中でも3つの理由について考えてみたいと思います。
世界的な半導体不足
コロナの影響もあり世界的な半導体不足と言われています。
実際のところ、PS5本体に限った話ではなく、今、新車を購入しても納車まで半年以上かかるといったくらいに様々な製品が生産できず品薄となっています。
とはいえ、PS5は買えないけど
ニンテンドースイッチは現在、普通に買えるようになってきました。
同じゲーム機であり、スイッチも半導体を使っているのに買える状態で、PS5だけが買えない理由には別の理由がありそうです。
ここからはそれについて考察していきましょう。
日本市場に対する割り当て台数の少なさ
ニュースによると2021年9月で日本市場におけるPS5本体の出荷台数は100万台を超えました。
しかも、この出荷台数はPS4に比べると2ヶ月も早いペースらしく、むしろPS4の時よりも出荷台数のペースは悪くないのです。
そして、世界普及台数は2021年7月に、1000万台を超えており、これも歴代のプレイステーションでは最速の普及台数とのことです。
しかし、日本でのユーザーの実感としては、それでも全然入手できないのは、世界1000万台に対して、日本は100万台ですから、圧倒的に日本市場に対する割り当て台数の少なさが背景にあるのかもしれません。
PS5プラットフォームに対する直接的ライバル不在
そして3つ目として考えられるのはPS5については日本市場において直接的ライバルが存在しないという点です。
かついてゲーム機といえば
セガ、任天堂、ソニー、マイクロソフトといった各メーカーで競い合っていました。
しかし現在は任天堂がニンテンドースイッチという携帯ゲーム機としてのポジションを持つゲーム機に1本化したため、PS5は直接ライバルにならず、完全に棲み分けができるような状態になってしまいました。
つまり、日本市場でそこまで頑張らなくてもPS4で市場はほぼ獲得できているし、PS5への世代交代において競争しなければならない相手が存在しないというのも、日本より海外中心のハード出荷になっている原因があるかもしれません。
なぜニンテンドースイッチは買えるのにPS5が買えないのか?
ニンテンドースイッチ本体(amazon)
ニンテンドースイッチライト(amazon)
世界的な半導体不足によってゲーム機も生産が追い付いていない、という話をしましたが、しかしニンテンドースイッチは現状、買える状態になっています。
なぜPS5だけ買えないのか?
これにはPS5ならではの原因がありそうです。
PS5本体は圧倒的に普及台数が少ない
PS5は2021年9月時点で日本国内出荷台数が100万台を突破しました。
これからもさらに出荷台数を伸ばすであろう、まだ始まったばかりのゲーム機と言えるでしょう。
一方でニンテンドースイッチは公式サイトによると2021年9月時点で世界出荷1億台に迫ろうとしています。
つまりゲーム機としてのフェーズが全く違うのです。
必要としている人に行き渡りつつあるニンテンドースイッチと
全く行き渡っていないPS5の違いというわけです。
よって、ニンテンドースイッチはお店に並んでもすぐに売り切れることはないけど、PS5本体はお店に並ぶこともなく、抽選購入をしないと手に入れられない状況というわけです。
年末商戦にPS5本体が買えないのはゲーム機として末期状態
冒頭でお話ししましたが
1年間で最もゲームが売れる年末商戦にPS5本体が買えないのはかなり致命的であり、ゲーム機としても末期的と言えるかもしれません。
この状況は単に商戦期を売り逃した、という商売的な話だけでなく、今後のPS5の展開に大きな影響を与える可能性があります。
今後のPS5のソフトにも影響は出てくる
ゲーム開発会社からすると、今からPS5のゲームソフトを開発すると
開発に2、3年かかりますから2、3年後の未来を予測しながら開発計画を立てることになりますが、現状からすると数年後を予測するにはあまりにもリスクが大きすぎるということになってしまいます。
つまり、新作のPS5のソフトを、現時点で開発スタート判断しにくい状態がここで生まれる可能性があるのです。
そしてPS5が普及してから新作ゲームの開発判断をしよう
というリスクヘッジを取るようにもなります。
ゲーム会社は営利活動を行う企業ですから、無謀なリスクを取るわけにはいきません。よって、これから2、3年後にPS5のタイトルが一時的に不足する可能性はあるのです。
PS5はどうなる?
PlayStation 4 (CUH-2200AB01)(amazon)
とはいえ、ニュースによるとPS5はプレイステーション史上、過去最高のペースで世界的に普及は進んでいるとされています。
世界に視点を向ければ、そこまで悲観することではないのかもしれません。
よって多くのゲーム会社は海外向けのゲームタイトル開発に注力する可能性は容易に推測できそうです。
一方で日本市場は完全に取り残されてしまい、まだしばらくはPS4での新作タイトルの発売が続く可能性はあります。
日本市場は、ゆっくりとPS4からPS5へ世代交代を進めていく可能性はありそうですね。
無料スマホゲームでも十分楽しめる
PS5が買えないなら、無理して買わなくてもいい
ニンテンドースイッチにも面白いゲームがたくさんありますし、最近はスマホゲームでもコンシューマゲームに迫るゲームが続々と登場しているからです。
コンシューマゲームに迫るグラフィックを持ったスマホゲームをご紹介しましょう。
War Robots ウォーロボット【PR】
ロボットを操作して対戦できるロボットシューティングゲーム「War Robots」のPvP版です。
奇襲を仕掛けたり、複雑で戦術的な操作で敵を撹乱させたり
敵を破壊し、捕獲し、アップグレードし
最強のロボットを作り出す楽しさがあります。
他の人とチームを組んだり、クランに加入したり、自分のクランも作れます!
アリーナモードやフリー・フォー・オールなどやり込み要素も充実しています。
ステート・オブ・サバイバル
全世界9,000万ダウンロードを超えたゾンビサバイバルタワーディフェンスゲーム
ゾンビサバイバルゲームが好きならおすすめです。
ドラマチックな演出が止まらない映画のようなゲーム
ステートオブサバイバルの世界は、ゾンビによって支配された世界で
人類の大半は滅びてしまったが、あなたを含め、少数の人間はなんとか生き残っている世界でもあります。
この荒廃した世界で、仲間を見つけ
自分の領地を大きくして勢力を拡大していく
時には弱者から物資を奪ってサバイバルするか
といったような、映画のようなストーリーが展開するサバイバルゲームです。
箱庭ゲームのような基地を拡大していく面白さ
自分の行動エリアを放りげていく、箱庭ゲームのような遊びが楽しめます。
周囲は青っぽくなっていますが、これは水ではなくて、周囲がどのような状況なのか?情報がないためわからない状況であることを表現しているのです。
そこから瓦礫を撤去し、食料を生産し(リンゴとか作れます)、ゾンビに支配された建物や土地を奪還し、そこに新しい施設を建設していくことで行動できる世界が広がっていきます。
戦略性の高いタワーディフェンスゲーム
戦闘パートは完全なるタワーディフェンスゲームです。
キャラクターによって近距離、長距離、バフをかけられたり
さまざまな武器を配置できるので
これらの特性を踏まえた上で左側から襲ってくるゾンビ軍団を倒していきます。
いまステートオブサバイバルを始めると、日本限定のキャラとして2名の女の子キャラがもらえます。
ゾンビサバイバル好き、タワーディフェンスゲーム好きの方にもおすすめのゲームですが
箱庭系ゲームが好きな人でも楽しめますので1度遊んでみてください。
▼ステートオブサバイバルについては下記の記事でもっと詳しく解説しています▼ |
レジェンド オブ ハーン|無双バトル×恋愛×戦略SLG【新作】
その昔、光栄が発売したPCゲームで
「チンギスハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV」というゲームがあったことをご存知でしょうか?
「三国志」「信長の野望」と並ぶ人気戦略ゲームとしてパソコンで遊んだ人も多いかもしれません。
しかしその後、続編は作られていないのですが、それに近いゲームが楽しめるのが本作「レジェンド オブ ハーン~蒼き狼の覇業」です。
プレイヤーはユーラシア大陸を制覇すべく国を大きくして、勢力を拡大して行きます。
その中では他のプレイヤーとの戦いだけでなく
「駆け引き」「外交戦略」「チームワーク」が重要になってきます。
ただ戦うだけのゲームが多い中で、この「駆け引き」に注目したのが本作「レジェンド オブ ハーン~蒼き狼の覇業」になります。
本作では「帝国の継承者を選ぶ」という要素があって、後継者選びもできるようになっているのですが、これを間違えると内乱が起きてしまうという他のゲームにはない要素もあります。
バトルパートはフル3Dで描かれており、敵の兵士を薙ぎ倒しながら進んでいきます。この演出はほぼ
「三国無双みたいな感じ」
かもしれません。
そして行き着いた先にボスが待っていて、そこで一騎打ちをすることになります。
複雑な操作はできないのですが、みていても飽きないものがあります。
また勢力を拡大していく中で、各国の様々な女性キャラとの出会いもあって
ちょっとした恋愛ゲームっぽい感じで楽しめます。
また、戦いには凶暴な猛獣を捕まえて戦場のパートナーに育成し
敵を一気に倒していくような「ファイナルファンタジーの召喚獣みたいな要素」もあるのでRPG好きでも楽しめる内容になっています。
▼レジェンドオブハーンはこちらで詳しく解説しています▼ |
まとめ
筆者もPS5本体が欲しいのですが、いまだに購入できていません。
早く普通に買えるようになることを願いつつ、
それまではPS4やスイッチ、またはスマホゲームを楽しんでいきたいと思います。