【厳選】おすすめタイムリープ(タイムトラベル)小説、映画、DVDランキング2016
いま、巷ではタイムリープ(タイムトラベル)が話題!タイムリープとは「タイムトラベル」と同義語。直訳すると「時間跳躍」になります。小説、映画にもタイムリープをテーマにした作品が満載です。その中でも、絶対に観ておきたい!厳選したオススメの5作品を紹介いたします。
【第1位】リプレイ (新潮文庫)
1987年に米国で出版されたSF小説。日本では1990年に翻訳され発売されて以降、多くの小説や映画に影響を与えたとされているタイムリープ(タイムトラベル)をテーマにした作品の中では名作中の名作ですね。
どんなストーリー?
記憶を持ったまま何度も人生をやり直す男の話。失敗した人生経験を糧に、次の繰り返される人生を良いものにしても、いずれは人生終了。大学生の自分に戻るというリプレイのループが続きます。未来に起こる出来事を知っているゆえに、競馬に大金を賭けて大金を得るといった事で財を得ても、読み進めていく中で、そういったお金も人生にとってはそれほど重要でない事に気付かされます。
リプレイを繰り返す中で、この世界の中に他にもリプレイを繰り返す人々と出会い、この無限ループのリプレイ人生に向かい合うようになっていきます。
実はこのリプレイ人生、リプレイのたびにリプレイ期間が短くなっており、やがてリプレイの終了が訪れる事を主人公は知りながら、人生を重ねていく事になります。
【第2位】タイムマシン (角川文庫)
イギリスの小説家H・G・ウェルズにより1895 年に発表されたタイムトラベルをテーマにした古典的SF小説です。主人公である科学者はタイムマシンを完成させる。未来旅行に出発するというストーリーです。
2002年に小説「タイムマシン」をベースに映画化。原作にはなかったオリジナルストーリーを追加して、オリジナル小説よりも、さらにループにおける「因果律は不変である」という宿命を色濃く打ち出しています。タイムトラベルは80万年先までに及び、変わりゆく地球、人間をCGで描いています。
追加されたオリジナルストーリー
愛する人を失い、過去を変えるためにタイムマシンを開発する主人公。タイムマシン開発に成功し、過去を変える努力をしますが、何度チャレンジしても愛する人を失い続け、過去は変える事はできず・・・。そこで、歴史を変えられない理由は未来にあると考え、未来へのタイムトラベルに出発するというエピソードを追加しています。
【第3位】ミッション:8ミニッツ [Blu-ray]
鬼才ダンカン・ジョーンズ監督によって描かれる8分間をひたすら繰り返すタイムリープムービー。
シカゴ行きの通勤列車が爆破される事件が発生。米軍のスティーヴンス大尉は、政府の極秘ミッションとして、特殊なプログラムを用いて事件の直前8分間の乗客の意識に侵入し、爆破の犯人を暴いて次なるテロを阻止する任務を課せられるというストーリー。
何回も8分間を繰り返すことで、少しずつ犯人に近づいていく事で犯人を追い詰めていきます。その一方で主人公スティーヴンスの中にはひとつの疑惑が膨らんでいきます。
見逃せないおすすめポイント
犯人を捕まえるというストーリーの目的以外に、エンディングは意外な結末に・・・。ダンカン・ジョーンズ監督といえば、映画「月に囚われた男 Moon」 (2009年)の 監督脚本でも有名ですが、ミッション:8ミニッツと同様に、「想像を超えた意外過ぎる結末」にいつもびっくりさせられますよ。そこが魅力だったりするわけです。
【第4位】All You Need Is Kill
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)
毎日、「出撃」「戦死」「出撃」「戦死」のループが続く。主人公キリヤ・ケイジは戦死するたびに出撃前日に戻って、再び戦場に向かう。そのループが158回を超えたとき、ひとりの女性と戦場で再会することで、このループを終わらせるヒントを見つける・・というストーリーです。
日本人作家原作である 小説を、トムクルーズ主演で映画化もされました。舞台は謎の侵略者“ギタイ”からの攻撃で、滅亡寸前に追い込まれた世界。
戦闘経験無しのトムクルーズ演じるケイジ少佐は戦いの最前線に送り込まれ、 わずか5分で戦死することに。しかし、その次の瞬間、ケイジ少佐は出撃前日に戻っているのでした。そこから無限ループを繰り返すケイジ。そのループの中でギタイを倒すための手がかりを探すことになります。